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ニコチン依存症とは [ニコチン依存症]



ニコチン依存症とはなんなのか?と言うと、読んだままの状態です。

ニコチン切れにより、ニコチンを摂取しなけえばいられない状態です。



ニコチン依存症メカニズムは以下のようになります。


1.ニコチンとニコチン性アセチルコリン受容体の結合


ニコチンは、神経伝達物質であるアセチルコリンに分子構造が似ています。


この脳にある、ニコチン性アセチルコリン受容体は、

ニコチンと結合すると快感を感じさせる受容体になります。



2.ニコチンによるドウパミンの放出


タバコを吸うと、ニコチンが肺から血中に入り、すぐに脳に到達します。


ニコチンが、ニコチン性アセチルコリン受容体に結合すると、

脳内の報酬回路を構成するドパミンニューロンに作用して、

快感を生じさせるドパミンが放出されます。



3.ニコチンが少なくなるとドウパミンの放出が少なくなる


ドパミンは報酬回路を介して、快感をもたらすことになります。

これにより、もう一度タバコを吸いたくなってしまいます。




ニコチンを常習的に摂取してしまうと、

このドウパミンが常に放出されることになるので、人は快楽を得ることができます。


しかし、これを繰り返すうちに現れる、イライラなどの、

離脱症状(禁断症状)のために、ストレスなどで、

喫煙をがやめられなくなります。


これが、ニコチン依存症になるメカニズムです。



一般的な、ニコチンを摂取する方法は、

タバコからニコチンを摂取、又は吸引します。

これを喫煙と言うことは、ご存だと思います。


タバコ1本の喫煙によって吸収させる、

ニコチン量は、指定された方法で測定された数値が、

商品パッケージに記載されていますが、あくまで参考値になります。


実際の摂取量とは異なりますが、

0.1ミリグラムから2ミリグラムが一般的になります。



数本の喫煙により、摂取されたニコチンや、その人の体質などにより、

離脱症状(禁断症状)の感じる程度は異なり、


常習的な喫煙により、ニコチン依存症と習慣依存などにより、

多く喫煙者は、自らの意思で禁煙をすることが困難になってしまいます。


これを、ニコチン中毒タバコ中毒喫煙中毒などと言われる中毒状態です。

実は、ニコチン依存症は精神疾患の一種になります。


更に、喫煙によるニコチン依存症は、精神医学においては、

物質依存症の一種であるとも言われています。


あまり認識がないと思いますが、

ニコチン依存症というか、タバコをやめられない症状は、

一種の精神病と思って下さいね。



このようにニコチン依存症は、単なるタバコを吸わないと

いられなくなるストレスと言うことになります。

タバコを吸う行為で、あなた自らがストレスをつくっていると言えます。


タバコを吸うことは、ストレスの解消の手段と思われがちですが、

実は、あなたが自分でストレスの元をつくっているに過ぎません。



最初は、ドウパミンの快楽により、ストレス解消なのかもしれませんが、

その後の習慣性になるのは、逆にストレスをつくっていることになります。


なので、タバコを吸えば、吸わなくてはいられない、

ストレスを常に持つことになり、理論的には、

ストレス解消の手段にはなっていないことになります。


参考になって頂けたでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。






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